内分泌代謝外来
内分泌内科は、さまざまなホルモンを分泌する臓器の病気(腫瘍や炎症など)や、ホルモンの過剰や不足によっておこる全身の症状を扱う診療科です。
内分泌疾患は、機能異常のある臓器と症状が現れる部位が異なることが多く、診断されないまま過労や更年期障害と判断されているケースもあります(たとえば甲状腺ホルモンの不足では、首にある甲状腺自体に症状は出ず、倦怠感、むくみ、便秘、寒がりなどの全身症状がみられます)。
当科では、血液検査や画像検査(エコー、CTなど)を組み合わせてホルモン異常の有無や原因を調べ、必要に応じて他の診療科と連携しながら対応しています。漠然とした体調不良の背後に内分泌疾患があることもあります。気になる症状がある場合には、内分泌内科にご相談ください。
こんな疾患を治療します
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甲状腺疾患
バセドウ病、慢性甲状腺炎など
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下垂体疾患
先端巨大症、プロラクチン産生腫瘍、下垂体機能低下症、尿崩症など
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副甲状腺・骨代謝疾患
副甲状腺機能亢進症/低下症、骨粗しょう症など
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副腎疾患
原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、副腎機能低下症など
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脂質代謝異常
高コレステロール血症、高カイロミクロン血症、痛風など
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遺伝性内分泌代謝疾患
多発性内分泌腫瘍症、遺伝性褐色細胞腫・パラガングリオーマ、フォンヒッペル・リンドウ病、家族性高コレステロール血症など
外来のご案内
詳細は外来担当医表をご覧ください。
※担当医は急遽変更となることがあります。受診の際は「今月の担当医表」「休診・代診のおしらせ」もご確認のうえ、ご来院ください。
担当医師一覧