健診結果の見方

各検査項目ごとに解説しています。健診結果報告書と合わせてご覧ください。

身体測定

BMI値

BMI値は身長に見合った体重かどうかを判定する数値です。

体重÷身長÷身長で算出します。

要注意基準値要注意
体格指数(BMI)18.4以下(低体重)18.5~24.925.0以上(肥満)

(単位 kg/㎡)

*将来、脳・心血管疾患を発症しうる可能性を考慮した基準範囲

視力検査

視力

眼の病気がないのに裸眼視力が0.7未満の場合は、近視・乱視が考えられます。

基準値要注意異常
1.0以上0.7~0.90.6以下

眼底検査

Wong₋Mitchell分類とは

高血圧症に伴う眼底所見を評価します。

改変Davis分類とは

糖尿病網膜症の重症度を眼底所見に基づいて「単純網膜症」「増殖前網膜症」「増殖網膜症」の3段階に分類する方法です。網膜症は我が国では成人の失明原因の上位に位置します。
網膜症は症状がないまま進行していきますので、毎年の健診で血糖値と併せてチェックするのが予防として効果的です。

眼圧検査(基準値 5.0~21.9)

眼球の中は房水という液体で圧力が保たれています。

眼圧が低いと網膜剥離・外傷などが疑われ、高いと高眼圧症、緑内障が疑われます。

※なお、医師が総合的に判断した結果において数値による判定が変わる場合があります。

聴力検査

聴力

低音と高音の両者が聞こえるかを調べます。

1000Hzの低い音では30dB(音の大きさ)以下の音が聞こえれば正常です。4000Hzの高い音では30dB以下が正常です。

それ以上でないと聞こえない場合は、難聴中耳炎などが疑われます。

精密検査が必要と判定された場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。

基準範囲要注意異常
1000Hz30dB以下35dB40dB以上
4000Hz30dB以下35dB40dB以上

血圧測定

血圧値

血圧値によって心臓のポンプが正常に働いているか、また高血圧かを判断します。

*精密検査が必要と判定された場合は、循環器内科を受診してください。なお、血圧に影響を及ぼす疾患は多岐に渡りますので他の診療科受診となる場合がございますので予めご承知おき下さい。

基準範囲要注意異常
血圧収縮期血圧129以下130~159160以上
拡張期血圧84以下85~99100以上

(単位 mmHg ミリメートルマーキュリー)

*将来、脳・心血管疾患を発症しうる可能性を考慮した基準範囲

血液検査

血液検査

各検査の基準値は、「判定の見方」を同封しておりますのでそちらをご確認ください。

精密検査が必要と判定された場合は、紹介状(診療情報提供書)に記載のある診療科を受診してください。

血球系検査 赤血球(RBC) 赤血球は肺で取り入れた酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る役目を担っています。
赤血球の数が多すぎれば多血症、少なすぎれば貧血が疑われます。
血色素(Hb/ヘモグロビン) 血色素とは赤血球に含まれるヘムたんぱく質で、酸素の運搬役を果たします。(※平均値:男性13.1-16.3、女性12.1-14.5)
減少している場合、鉄欠乏性貧血などが考えられます。
血球系検査 ヘマトクリット(Ht) 血液全体に占める赤血球の割合をヘマトクリットといいます。
数値が低ければ鉄欠乏性貧血などが疑われ、高ければ多血症、脱水などが考えられます。
MCV 赤血球の体積を表します。
MCH 赤血球に含まれる血色素量を表します。
MCHC 赤血球体積に対する血色素量の割合を示します。
白血球(WBC) 白血球は細菌などから体を守る働きをしています。
数値が高い場合は細菌感染症にかかっているか、炎症、腫瘍の存在が疑われますが、どこの部位で発生しているかはわかりません。たばこを吸っている人は高値となります。
少ない場合は、ウィルス感染症、薬物アレルギー、再生不良性貧血などが疑われます。
血小板数(PLT) 血小板は、出血したとき、その部分に粘着して出血を止める役割を果たしています。
数値が高い場合は血小板血症、鉄欠乏性貧血などが疑われ、低い場合は再生不良性貧血などの骨髄での生産の低下、特発性血小板減少性紫斑病などの体の組織での亢進、肝硬変などの脾臓でのプーリングが考えられます。
糖代謝 血糖(FPG) 糖とは血液中のブドウ糖のことで、エネルギー源として全身に利用されます。測定された数値により、ブドウ糖がエネルギー源として適切に利用されているかがわかります。
数値が高い場合は、糖尿病、膵臓癌、ホルモン異常が疑われます。
HbA1C(NGSP) HbA1c(ヘモグロビン・エーワン・シー)は、過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病のコントロールの状態がわかります。
また日本人間ドック学会の基準値では、空腹時血糖(FPG)が100mg/dL以上、HbA1c 5.5%以上を異常値として分類しています。
インスリン インスリンは血糖値を下げるホルモンで、すい臓でつくられます。血液中のインスリン量を測定し、インスリンがすい臓で十分つくられているかどうか、十分働いているかどうかを調べます。
尿糖 正常な場合は尿から糖は検出されず(-)で表現されます。
尿糖とは、血糖値が高くなったときに、体が処理しきれなかったブドウ糖が尿に漏れ出てくる状態です。ただし、尿糖が出るのはいつも病気のサインとは限りません。 一時的なストレスや、薬の影響、体調の変化で一過性に出ることもあります。
肝機能 総蛋白 血液中の総たんぱくの量を表します。
数値が低い場合は栄養障害、ネフローゼ症候群、がんなど、高い場合は多発性骨髄腫、慢性炎症、脱水などが疑われます。
アルブミン 血液蛋白のうちで最も多く含まれるのがアルブミンです。
アルブミンは肝臓で合成されます。肝臓障害、栄養不足、ネフローゼ症候群などで減少します。
AST(GOT)
ALT(GPT)
AST(GOTともいう)は、心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酵素です。ALT(GPTともいう)は肝臓に多く存在する酵素です。
数値が高い場合は急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎などが疑われます。GOTのみが高い場合は心筋梗塞、筋肉疾患などが考えられます。
γ-GTP γ-GTPは、肝臓や胆道に異常があると血液中の数値が上昇します。
数値が高い場合は、アルコール性肝障害、慢性肝炎、胆汁うっ滞、薬剤性肝障害が疑われます。
腎機能 尿素窒素 尿素窒素は、タンパク質の最終代謝産物である尿素の一部です。肝臓でアンモニアから合成され、血液によって腎臓に運ばれ、尿として体外に排出されます。数値が高い場合は、腎機能障害、たんぱく質過剰摂取、消化管出血、脱水、心不全。数値が低い場合は肝機能低下、たんぱく質摂取不足、妊娠後期などが挙げられます。
クレアチニン(Cr) アミノ酸の一種であるクレアチンが代謝されたあとの老廃物です。筋肉量が多いほどその量も多くなるため、基準範囲に男女差があります。
腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。
数値が高いと、腎臓の機能が低下していることを意味します
eGFR
(イージーエフアール)
クレアチニンより精度の高い腎臓機能の指標です。クレアチニン値を性別、年齢で補正して算出します。
数値が低いと腎臓の機能が低下していることを意味します。
尿蛋白 腎臓の傷害により尿蛋白がふえます。腎炎、糖尿病腎症などが考えられます。
尿潜血 尿中に含まれる赤血球の有無を示す項目で、尿路からの出血(血尿)の有無を調べることができます。血尿の原因として考えられる病気には、膀胱炎や腎盂腎炎等の感染、糸球体腎炎、腎・尿路結石、尿路悪性腫瘍などが挙げられます。女性は生理中の場合、反応が出る場合があり、その際は判定不能となります。
尿PH 健康な人の尿pHは通常、pH6前後の弱酸性ですが、食事や運動、体調などによってpH4.5~7.5の間で変動することがあります。基準値は、一般的にはpH5.0~7.5とされています。数値が高い場合は、慢性腎不全、高尿酸血症、痛風、糖尿病性ケトアシドーシス、発熱、脱水、下痢、激しい運動、肉類の過剰摂取など。数値が低い場合は、過呼吸、たんぱく尿、尿路感染症、植物性食品の過剰摂取などが挙げられます。
比重
尿検査(蛋白) 腎臓の傷害により尿蛋白がふえます。腎炎、糖尿病腎症などが考えられます。
脂質代謝 総コレステロール 血液中に含まれるすべてのコレステロールを測定した総量を「総コレステロール」といいます。
コレステロールは、細胞を包んでいる細胞膜の構成成分です。細胞は細胞膜を介して栄養分のやりとりをしているため、コレステロールが不足すれば、この機能がうまく働かなくなってしまいます。数値が高い場合は、動脈硬化の原因となります
中性脂肪(空腹時)
(TG:トリグリセリド)
体内の中でもっとも多い脂肪で、糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。数値が高いと動脈硬化を進行させます
低いと、低βリポたんぱく血症、低栄養などが疑われます
HDLコレステロール 善玉コレステロールと呼ばれるものです。血液中の悪玉コレステロールを回収します。少ないと、動脈硬化の危険性が高くなります。
数値が低いと、脂質代謝異常、動脈硬化が疑われます。
non-HDLコレステロール Non-HDLコレステロールは、すべての動脈硬化を引きおこすコレステロールを表します。LDLコレステロールだけでなく、中性脂肪が豊富なリポ蛋白、脂質代謝異常により出現するレムナント(残り物)などを含み、動脈硬化のリスクを総合的に管理できる指標です。 数値が高いと、動脈硬化、脂質代謝異常、甲状腺機能低下症、家族性高脂血症などが疑われます。低い場合は、栄養吸収障害、低βリポたんぱく血症、肝硬変などが疑われます。
LDLコレステロール 悪玉コレステロールとよばれるものです。
LDLコレステロールが多すぎると血管壁に蓄積して動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高めます。
感染症系検査 CRP 感染症系検査 CRP 細菌・ウィルスに感染する、がんなどにより組織の傷害がおきる、免疫反応障害などで炎症が発生したときなどに血液中に増加する急性反応物質の1つがCRPです。細菌・ウィルス感染、炎症、がんはないかを調べます。
梅毒反応 梅毒に感染しているかを調べます。
ただし、結核、膠原病など梅毒以外でも陽性になることがあり、これを生物学的偽陽性といいます。陽性の場合は区別するために精密検査を受けてください。
HBs抗原 B型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。
陽性の場合は、現在B型肝炎ウィルスが体内にいることを意味します。
HBs抗体 過去にB型肝炎ウイルスに感染し回復した方、B型肝炎ワクチンを接種し免疫を獲得した方が陽性となります。
HCV抗体 C型肝炎ウィルスに感染していないかを調べます。
陽性の場合は、現在C型肝炎ウィルスが体内にいることを意味します。
腫瘍マーカー CA19-9 CA19-9は、主に膵臓がんや胆道がん、大腸がん、胃がんといった消化器系のがんの診断や治療経過の観察に用いられる腫瘍マーカーで補助的な指標です。
CEA CEAは「癌胎児性抗原(がんたいじせいこうげげん)」の略称です。主に、大腸がんの診断や治療の効果判定、再発の早期発見に使われる腫瘍マーカーの一種で補助的な指標です。
SCC SCC抗原は、特に扁平上皮癌において、血清中に高値に示す癌関連抗原です。正常者の血中にもわずかに存在しますが、正常扁平上皮組織と扁平上皮癌組織のSCC抗原産生能には明らかな相違が見られます。
血中SCCは肺癌、子宮頸部癌、頭頸部癌、食道癌、皮膚癌の診断に用いられます。
AFP AFPは胎児の血液中にあるたんぱく質で、健康な成人にはほとんどみられません。しかし、肝がん(肝臓がん)を罹患した場合は血液中にAFPがみられるため、腫瘍マーカーとして用いられています。肝がんのほかにも、肝炎や肝硬変など肝臓の病気によって、AFPは上昇します。
CA125 CA125 は、卵巣癌の腫瘍マーカーとして日常最も汎用されています。卵巣癌で約80%、特に卵巣漿液性嚢胞腺癌では97%の陽性率を示します。また、膵癌では50%の陽性率を示し、良性の内膜症性嚢腫で50%の陽性率を示しますが、血中濃度は低いです。
卵巣癌、子宮頸癌、膵癌の診断に用いられます。
CA15-3 CA15-3は、乳がんにおいて最も使用される腫瘍マーカーの一つで、がん細胞から分泌される糖タンパク質の一種です。乳がんの進行や再発、転移の可能性がある場合に上昇しやすいため、乳がんの病状モニタリングに特に有用です。
PSA PSA(前立腺特異抗原)は前立腺でつくられるタンパク質の一種で、前立腺がんの腫瘍マーカーとして用いられています。がんや炎症により前立腺組織が壊れると、PSAが血液中にもれ出し、血液中のPSA量が増加します。前立腺がんが疑われる場合は、まず、血液検査によってPSA値を測定し、前立腺がんの可能性を調べます。
CYFRA CYFRAは肺がんの中で扁平上皮癌、腺がん、大細胞がんを検出するのに有用です。特に扁平上皮癌では早期から検出されることが多いです。扁平上皮癌は喫煙との関係が特に大きいとされています。
Pro-GRP Pro-GRPは、小細胞肺がんの増殖因子であるGRP (ガストリン放出ペプチド)の前の段階の物質です。Pro-GRPは、小細胞肺がんでの陽性率が高く、治療効果の判定や再発などの経過観察に有用です。加齢や喫煙の影響は受けませんが、腎機能低下によって高値を示します。
PIVKAⅡ PIVKA-Ⅱは、ビタミンKの吸収障害や肝細胞がんで増える異常なタンパク質です。腫瘍マーカーPIVKA-Ⅱの血液検査は、肝細胞がんの有無の可能性を知るために行われます。肝細胞がんは、肝臓の大部分にあたる肝細胞から発生するがんです。

便検査

便検査は、主に消化器系の病気や異常を見つけるために行われます。

精密検査が必要と判定された場合は、消化器内科を受診してください

便検査(2日法) 便潜血 便に血が混ざっていないかを検査します。
陽性(+)の場合は、大腸ポリープ・大腸がん・痔などが考えられます。
2日分ともに陰性(―)で正常、一日分でも陽性(+)なら異常となります。

安静時心電図検査

心電図検査

心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査です。電流の流れ具合に異常がないかがわかります。

また1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定されます。

精密検査が必要と判定された場合は、循環器内科を受診ください。

RSR’パターン
(あーるえすあーるぱたーん)
心房からの電気刺激は心室に入ると右室は右脚、左室は左脚前枝・後枝に分かれ合計3本の心筋内伝導ルートを伝わり左右心室の筋肉を収縮させます。RSR’パターンは、右脚の電気の流れがわずかに障害されている場合に認めます。いわゆる異常心電図波形として指摘されますが、正常者でも認めることがあり問題ありません。
R波増高不良
(あーるはぞうこうふりょう)
心電図波形のR波(上向きの幅の狭い波)は、胸の左側の電極で記録した方が、胸の真ん中付近の電極で記録したものよりも大きくなるのが普通です。これが、ほとんど大きさが変わらない場合をR波増高不良と呼びます。心筋梗塞や肺気腫、心筋症などでみられますが、痩せ型の体型の方にもよく現れます。
異常Q波
(いじょうきゅーは)
心電図波形のQ・R・S波は、上向きのR波と下向きのQ波、S波で成り立っています。そのうちQ波が著しく大きくなる場合を異常Q波といいます。心筋梗塞や心筋症など強い心筋障害によって見られます。
Ⅰ度房室ブロック
(いちどぼうしつぶろっく)
房室ブロックは心房から心室への電気の流れ(刺激伝導)に障害がある状態です。Ⅰ度房室ブロックは、何らかの原因で心房-心室間の電気の流れに時間がかかっているが心室へ刺激は伝わっている状態です。ブロックの程度が悪化しなければ問題ありません。しかし新しく生じた場合や極端な伝導時間の延長そして自覚症状がある場合などには注意が必要です。
陰性T
(いんせいてぃー)
心電図波形のT波は収縮した心臓が元に戻るときにできる波です。陰性T波とは通常は山型をしているT波が谷のようにへこんだ状態で、心筋梗塞、高血圧や心筋症による心肥大、脳内出血などでみられます。
右胸心
(うきょうしん)
通常左側にある心臓が右側にあり、左右対称に入れ替わっている状態です。左胸部につける導子を右胸部に付け替えて心電図記録を行います。
右房性P波
(うぼうせいぴーは)
肺高血圧症や肺気腫、心房中隔欠損などで右心房に負担がかかり右心房が拡大して心電図のP波の高さが高く尖った形に変化した所見です。
ST上昇
(えすてぃーじょうしょう)
心電図波形のうちで、ST部分が通常より上がった状態です。心筋梗塞、心筋炎、ブルガダ症候群などでみられますが、心臓に病気がなくても現れることがあります。
ST-T低下
(えすてぃーてぃーていか)
心電図波形のうちで、ST部が通常より下がった状態です。心臓の筋肉の血液の流れが悪い場合(心筋虚血)や、心臓の筋肉が厚くなった状態(心肥大)などで起こりますが、病気でなくても起きることがあります。ST部分の傾きで、上行傾斜型、U字型、水平型、下降傾斜型等に分かれます。
冠状静脈洞調律
(かんじょうじょうみゃくどうちょうりつ)
心臓のリズムを作る場所が洞結節以外の心房(冠静脈洞や左心房など)にある場合をいいます。健康な人でもみられることがあります。
完全右脚ブロック
(かんぜんうきゃくぶろっく)
右脚の電気の流れがブロックされた状態です。基礎疾患のない右脚ブロックは問題のない事が多く、電気の流れは左脚を通って伝わりますので右心の収縮には影響はありません。定期的に心電図検査を受けるようにしてください。狭心症、高血圧性心疾患などを合併し指摘された場合には原疾患に対する治療が行われます。
完全左脚ブロック
(かんぜんさきゃくぶろっく)
左室内の左脚前枝・後枝2本ともにブロックされた状態であり広範な心筋障害を有している場合があり、医療機関を受診し精査を受けてください。新たに出現し胸痛を伴う場合には急いで循環器専門医を受診してください。心エコー検査や心臓CT検査などの専門的な検査ならびに原因疾患の治療が必要な場合があります。
完全房室ブロック
(かんぜんぼうしつぶろっく)
心房-心室間の電気の流れが完全に途絶えている状態です。心房と心室が独立して電気刺激が発生しています。まれに無症状の場合もありますが、失神や突然死の原因となり非常に危険な状態です。早急に医療機関を受診し十分な精密検査を受けてください。緊急ペースメーカーなどの治療が必要となる場合があります。
QT間隔延長
(きゅーてぃーかんかくえんちょう)
QT間隔(時間)はQRS波の最初からT波の終末部までの時間で、心拍数や自律神経、電解質(低カリウム、低カルシウム)、薬物(抗不整脈薬・抗精神薬・抗生物質の一部)などにより変化します。QT時間が延長する状態では心筋各部で興奮持続時間のばらつきが生じ危険な不整脈が起こりやすくなります。
境界域Q波
(きょうかいいききゅーは)
やや大きめのQ波ですが、異常Q波よりも程度の軽いものです。尚、異常Q波に関しては、該当項目を参照して下さい。
左脚前枝ブロック/左脚後枝ブロック
(さきゃくぜんしぶろっく/さきゃくこうしぶろっく)
左脚ブロックはその背景に心疾患を有する事が多く注意が必要です。狭心症、高血圧性心疾患、心筋炎などの心筋障害、弁膜症などが原因になることがあります。左脚の伝導路のうち前枝または後枝のそれぞれ1本が障害されている場合にさらなる障害が生じる場合があり、定期的な心電図検査による経過観察が必要です。
左室高電位
(さしつこうでんい)
左胸の電極で記録した心電図波形の上向きのR波が通常より高い場合や、中央で記録した心電図波形の下向きのS波が深い場合です。左心室由来の電位が高く記録されているという意味で、左室肥大などで現れますが、ST低下を伴わない場合は問題ないことが殆どです。
左房性P波
(さぼうせいぴーは)
僧帽弁膜疾患(僧帽弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症などで左心房に負担がかかり、左心房が拡大して心電図のP波が幅広く二峰性に変化した所見です。
軸偏位
(じくへんい)
心臓の筋肉が働く時に流れる電流の方向のことを平均電気軸といいます。この軸が通常より右側(時計回転方向)に傾いていることを右軸偏位、左側(反時計回転方向)に傾いていることを左軸偏位といいますが、軸偏位だけでは病気ではなく、特に問題ありません。
上室性期外収縮
(じょうしつせいきがいしゅうしゅく)
洞結節より早く別の場所で心臓の拍動が指令される場合を期外収縮といい、心房や房室接合部(上室)で発生した場合、上室性期外収縮となります。緊張、興奮、ストレスなどで起こることもあります。動悸を感じたり、頻繁に起きる場合は薬物で治療することもあります。
上室頻拍(発作性)
(じょうしつひんぱく)
心臓の上室(心房や房室接合部)に余分な電気経路ができていて、その回路を使って伝導の空回りが急に起きるものをいいます。頻脈になりますが、洞性頻脈と違って突発的に起きることが多く、薬物やカテーテルアブレーションなどの治療を要することもあります。
心室細動
(しんしつさいどう)
心室の筋肉がバラバラに興奮し心臓がけいれんしている状態をいいます。心臓から送り出される血液はほとんどなくなり短い時間で意識を失います。治療が遅れると、心臓が停止してしまう危険な状態です。
心室性期外収縮
(しんしつせいきがいしゅうしゅく)
本来、心臓の収縮が指令されない心室から、通常のリズムよりも早く発生した状態をいいます。健康な人では興奮、喫煙、過労などでみられます。心臓疾患の方でみられた場合、危険な不整脈に移行する可能性を検査する必要があります。
心室内ブロック
(しんしつないぶろっく)
心室内での刺激が障害され異常な波形を示している状態であり心筋障害を有する場合があります。虚血性心疾患や心筋炎などの心筋疾患などが原因になることがあり医療機関を受診し精密検査を受けてください。原因精査のため心エコー検査や心臓CT検査などの専門的な検査が必要な場合があります。
心室頻拍
(しんしつひんぱく)
心室性期外収縮が3つ以上連続している場合をいいます。心臓病がある場合や連発の数や頻度が多い場合は、致命的になるのですみやかに正常状態に戻す必要があります。
心房細動
(しんぼうさいどう)
心房内で洞結節とは異なる無秩序な電気信号が発生し、その興奮が不規則に心室に伝わる状態です。心房の中で血流が滞り血栓を作ることがあるため、脳梗塞の予防も含めた治療が必要です。
心房粗動
(しんぼうそどう)
心房が1分間に240回以上で規則的に収縮する状態です。心室へ伝わる数が多く頻脈となっている場合や心房の中に血栓ができて脳梗塞を起こす危険があるため、治療が必要です。
高いT波
(たかいてぃーは)
心電図のT波は収縮した心臓が元に戻るときにできる波です。高いT波とは、通常はなだらかな山型をしているT波の高さが通常より高く尖鋭化することをいいます。高カリウム血症(腎不全など)や心筋梗塞の発症直後、僧帽弁狭窄症などでみられます。健常な若者でもみられることがあります。
多源性心室期外収縮
(たげんせいしんしつきがいしゅうしゅく)
心室期外収縮の発生源が複数あるため、異なった波形がみられます。発生源が1か所の単源性心室期外収縮より危険な不整脈です。
WPW症候群
(だぶりゅーぴーだぶりゅーしょうこうぐん)
心房-心室間の電気が伝わる正常なルート以外に副伝導ルート(ケント束)が存在するため心房心室伝導時間が短縮します。異常な伝導による頻拍発作がなく自覚症状もなければ問題ありません。頻拍発作の回数が多く日常生活に制限が生じる場合や失神などの重い症状を認める場合には医療機関を受診し精密検査を受けてください。
低電位差
(ていでんいさ)
心電図のQRS波の高さ(振れ幅)が小さくなる所見です。心筋梗塞などで心臓の収縮力が弱った時、体内の水分貯留や肺気腫など肺に含まれる空気が増加した時、肥満などでみられます。
洞徐脈
(どうじょみゃく)
心電図波形は正常ですが、心拍数が少ないものをいいます。心臓に拍動を指令する部位(洞結節)の異常や甲状腺機能低下症のほか、健康な人でもスポーツをよく行っている人にみられます。
洞性不整脈
(どうせいふせいみゃく)
心臓の拍動のリズムは正常ですが、興奮の間隔が不整となる状態をいいます。健康な人でもよくみられ、吸気時に心拍数が増加し、呼気時に心拍数が減少する呼吸性不整脈の一種です。
洞頻脈
(どうひんみゃく)
心電図波形は正常ですが、心拍数が1分間に101回以上のものをいいます。発熱、心不全、甲状腺機能亢進症などのほかに、健康な人でも不安・興奮・緊張などのストレス、アルコール摂取や運動で起こしやすくなります。
洞房ブロック・洞停止・洞不全症候群
(どうぼうぶろっく・どうていし・どうふぜんしょうこうぐん)
心臓に収縮を指令する洞結節の異常によって、心拍数が減少し徐脈や心停止をおこす状態を総称して洞不全症候群といいます。洞結節からの電気信号が停止する洞停止、心房に伝わらない洞房ブロックも含まれます。めまいや失神発作を起こすことがあるので、精密検査が必要です。
Ⅱ度房室ブロック
(にどぼうしつぶろっく)
心房からの刺激が心室へ伝わったり伝わらなかったりする状態です。心房心室伝心房からの刺激が心室へ伝わったり伝わらなかったりする状態です。心房心室伝導時間が徐々に延長し心室への刺激がなくなるウェンケバッハ型はあまり問題ありませんが、症状がある場合には精密検査が必要です。突然心室への伝導がなくなり心室の収縮が止まるモビッツⅡ型は心臓の病気を合併することが多く十分な精密検査が必要です。
不完全右脚ブロック
(ふかんぜんうきゃくぶろっく)
右脚の電気の流れがわずかに障害されていますが、伝導時間は正常範囲内に保たれており問題のない状態です。いわゆる異常心電図波形として指摘されますが、RSR’パターンと同様に正常者でも認めることがあり問題ありません。
平低T
(へいていてぃー)
心電図波形のT波は収縮した心臓が元に戻るときにできる波です。平低T波とは通常はなだらかな山型をしているT波が平坦になった状態で、心筋梗塞や左室肥大ではST部分の異常を伴ってみられます。健常女性や肥満でもみられることがあります。

胸部X線検査

胸部レントゲン検査は、胸部にX線を照射して、肺・心臓・両肺の間にある縦隔などの器官の異常を調べる検査です。

精密検査が必要と判定された場合は、呼吸器科もしくは循環器内科を受診してください。

胸膜肥厚
(きょうまくひこう)
肺を包む胸膜が厚くなった状態です。過去の胸膜炎、肺感染症などが考えられます。
胸膜癒着
(きょうまくゆちゃく)
胸を包む胸膜に炎症が起こり周囲に癒着した跡です。過去の胸膜炎、肺感染症などが考えられます。
線状影
(せんじょうえい)
太さが1~2mmの細い線状の陰影をいいます。葉間胸膜の肥厚や、心不全でのリンパ管の拡張などで現れます。
網状影
(もうじょうえい)
肺の奥深くでガス交換を行う肺胞の支持組織を肺間質と呼びますが、そこへ細胞や浸出液が入り込むと、肺間質や周りの小葉間結合織が肥厚します。すると直径数mm前後の網の目状に見える陰影が広範囲に拡がって見えるようになります。肺線維症(間質性肺炎)、サルコイドーシスなどに見られます。
粒状影
(りゅうじょうえい)
直径数mm以下の顆粒状の陰影で、びまん性に広い範囲に見られる事の多い陰影です。粟粒結核、肺真菌症、びまん性汎細気管支炎などに見られます。
索状影
(さくじょうえい)
太さが2~3mmのやや太い陰影を索状影といいます。肺感染症が治った痕跡などとして現れます。
結節影
(けっせつえい)
胸部エックス線画像に映った直径3 cm以下の類円形の陰影をいいます。原発性肺がんや、大腸がん、腎がんなど他の部位からの転移、結核、肺真菌症(カビで起こる病気)、非結核性抗酸菌症、陳旧化した肺炎、良性腫瘍(過誤腫など)などに見られます。
腫瘤影
(しゅりゅうえい)
直径3 cmを超える類円形の陰影をいいます。肺膿瘍、肺腫瘍などに見られます。
気胸
(ききょう)
肺胞という袋状の組織が融合した大きな袋が破れる病気です。ブラという空気の袋の破裂などが原因で起こります。その結果、肺から空気が抜けて萎んだ状態(肺虚脱)となり、胸部エックス線検査では虚脱した肺と胸腔内に空気の溜まりとして認められます。胸腔内圧が上昇する緊張性気胸では、縦隔部が圧排されて反対側に偏位し横隔膜が押し下げられます。
無気肺
(むきはい)
気管支が肺腫瘍や炎症、異物などにより閉塞し、空気の出入りがなくなったために肺胞から肺胞気が抜けて部分的に肺が縮んだ状態です(閉塞性無気肺)。有効な化学療法のなかった時代に罹って治った肺結核には、広範に肺が線維化を起こして縮んでいることがあります(瘢痕性無気肺)。
大動脈石灰化像
(だいどうみゃくせっかいかぞう)
大動脈にカルシウムが沈着しています。動脈硬化などの場合に見られます。
大動脈蛇行
(だいどうみゃくだこう)
大動脈が弯曲して走行しています。動脈硬化などの場合に見られます。

※日本人間ドック・予防医療学会 HPから引用

カレス記念病院 総合健診センターは、日本人間ドック学会より「人間ドック認定施設」として認定を受けております。

皆様へお返しする各検査項目の数値は、日本人間ドック学会の基準値を使用しております。

胃内視鏡検査

胃内視鏡検査

口または鼻から内視鏡を挿入し,これらの内腔を観察します。食道がん,逆流性食道炎,胃炎,胃潰瘍,胃がん,胃ポリープ,十二指腸潰瘍などの病気の発⾒に有用です。

*内視鏡検査時、胃に病変が確認された場合はその場で病理組織を採取し検査に提出することが可能です。その際は、健診での取り扱いから保険診療へ切り替わりますのでご承知おき下さい。病理検査への提出を希望するかについては受付時にお申し付けください。

精密検査が必要と判定された場合は、消化器内科(※咽頭などの所見は耳鼻咽喉科)を受診してください。

胃X線検査

造影剤のバリウム液を飲んで、食道から胃、十二指腸までをX線写真で映し出す検査です

精密検査が必要と判定された場合は、消化器内科を受診してください。

胃潰瘍・胃潰瘍疑い
(いかいよう)
胃粘膜の⽋損(陥凹)した良性の病変です。出⾎する場合がありますの で内視鏡などの精密検査が必要です。
胃潰瘍瘢痕
(いかいようはんこん)
胃潰瘍が治り、胃粘膜が修復された状態です。年1回の経過観察で良いです。
胃ポリープ
(胃底腺ポリープ以外のポリープ)
胃粘膜の内腔に突出(隆起)した病変で、胃底腺ポリープ以外に過形成、腺腫などの種類があり、初めて指摘された場合は内視鏡などの精密検査が必要です。
胃底腺ポリープ
(いていせん)
胃の上中部にできる1cm以下の小さな半球状の隆起(ポリープ)です。複数あることが多く良性です。多くの場合、放置してかまいません。
胃粘膜下腫瘍
(いねんまくかしゅよう)
胃粘膜の下の層から発生したこぶ状または陥凹した腫瘍性病変です。良 性と悪性のものがありますので、⼀部のものを除いて内視鏡などの精密 検査が必要です。良性と確認できたものも形や⼤きさの変化の有無の経 過観察を⾏います。
胃隆起性病変(ポリープを除く)
(いりゅうきせいびょうへん)
胃粘膜の内腔に突出(隆起)した病変で、胃癌や悪性の粘膜下腫瘍も含 まれます。内視鏡などの精密検査が必要です。
胃陥凹性病変(胃潰瘍を除く)
(いかんおうせいびょうへん)
胃粘膜の⽋損(陥凹)した病変で、良性または悪性の胃粘膜下腫瘍や胃癌が含まれます。内視鏡などの精密検査が必要です。
胃びらん
(表層性胃炎は除く)
胃のびらんは、潰瘍よりも軽度の被覆上⽪⽋損と定義されるものです。つまり、⼀番表面の組織である「粘膜組織」が⽋損している状態を指します。胃酸過多による炎症やストレス、飲酒などで起こることがあります。
慢性胃炎
(萎縮性、過形成、肥厚性など)
胃粘膜に炎症が慢性的に続くことを慢性胃炎と言います。慢性胃炎には胃の粘膜が薄くなる萎縮性胃炎や、粘膜が凹凸になる過形成性胃炎、粘膜が厚くなる肥厚性胃炎などがあります。
萎縮性胃炎 主にピロリ菌の感染によって引き起こされる胃炎を指します。進⾏すると内視鏡検査で粘膜下の⾎管が透けてみえるようになり、診断は容易となります。大部分の方は無症状ですが、軽度の消化不良または胃もたれや膨満感などの症状を呈することがあります。⾼度の萎縮性胃炎は胃癌発⽣リスクが⾼く、定期的な内視鏡検査が必要です。また、ピロリ菌除菌治療により胃癌発⽣リスクが低下することが期待されています。 稀に、ピロリ菌感染と無関係な自己免疫性胃炎(A型胃炎)のこともあります。

大腸がん検査

便潜血検査(2回法)

下部消化管(小腸・大腸など)のどこかから出血すると、便の中に血液が混入します。出血が多ければ、肉眼的に見ても血便(赤色便のほか暗黒色便やタール便)とわかりますが、出血が少量の場合は、肉眼的にはわからないことが多いです。便潜血検査とは、便の中に血液が混じっているかどうか(大腸からの出血の有無)を調べる検査です。

2回別の便から採取します。(※同日採取でもかまいません)二回検査のうち、いずれかが陽性であれば精密検査の対象となります。陽性となるのは、大腸がん、下部消化管潰瘍、ポリープ、炎症性腸炎、痔などがあげられます。
なお、上部消化管からの出血は、消化液の影響で検出するヘモグロビンが変質し検出不可となりますので便潜血検査では判定できません。

大腸カメラ(内視鏡検査)

大腸内視鏡検査は肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体を観察します。わが国では便潜血検査陽性者の精密検査(保険診療)として用いられており、検診としては人間ドックなどのオプション検査として導入されています。大腸内視鏡検査は腸管内を直接観察でき、検査時にポリープ切除などの処置も実施できます。検査前には排便を促すための前処置として腸管洗浄剤や下剤を服用する必要があります。

大腸内視鏡検査でわかる病気としては、大腸がん、ポリープ、大腸憩室、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性腸炎、過敏性腸症候群などがあげられます。

超音波検査

超音波検査

腹部皮膚表面部分に超音波を発信する装置をあてます。

内臓からの反射波をその装置が受けとり、電気信号にかえてモニターに写します。

※健診での検査部位:腹部、頸動脈、甲状腺、乳腺、子宮(子宮がん健診に追加)

呼吸機能検査

呼吸機能検査

大きく息を吸ったり吐いたりして、呼吸機能を評価する検査です。

各項目の数値と他の指標を基に総合的に評価します。肺に換気障害がある場合、検査結果より「拘束性換気障害」と「閉塞性換気障害」に代別されます。拘束性換気障害は、%肺活量が低下する換気障害のことで肺線維症や間質性肺炎、胸膜肥厚どがあります。一方で閉塞性換気障害は、1秒率が低下する換気障害のことで気管支喘息や肺気腫などがあります。

精密検査が必要と判定された場合は、呼吸器科を受診してください。

検査項目検査説明
%肺活量 性別、年齢、身長から算出された予測肺活量に対して、あなたの肺活量が何%であるかを調べます。80%以上が基準値です。79%以下では肺のふくらみが悪いことを意味し、間質性肺炎や肺線維症などが考えられます。
1秒量(L) 最大限に吸い込んだ後、最初の1秒間に吐き出せる息の量を指します。この値が低いと閉塞性換気障害をう疾患が疑われます。
1秒率 最大に息を吸い込んでから一気に吐き出すとき、最初の1秒間に何%の息を吐きだせるかを調べます。69.9%以下では肺気腫や慢性気管支炎などが考えられます。
%1秒量(%FEV1) %FEV1は、最大まで息を吸い込んだ後、最初の1秒間にどれくらいの量の息を吐き出すことができたかを示す「一秒量(FEV1)」を、年齢や性別、身長から予測される標準値と比べてパーセンテージで表したものです。(※通常、80%以上が正常)この値が低いと閉塞性換気障害を伴う疾患が疑われます。