医療従事者の負担軽減および処遇改善について

当院では医療従事者の負担軽減と処遇改善を目的として、以下の項目について取り組みを行っております。

勤務医

事務補助

  • 医師事務作業補助体制加算1(20対1)の体制を維持する
  • 院内の医師事務作業補助業務を見直しつつ、突発休や、産休・育休にも対応できる体制を整えていく
  • 医師事務作業補助者による医療情報システムの診察・検査予約業務の代行
  • 初診時の予診の実施
  • タスクシフト/シェアに関わる知識の習得

看護業務

  • 看護要員を増員して適正配置し、相互支援体制を促進する
  • 特定行為研修修了者の推進・および活用
  • オペ室における多職種共同を推進する
  • 静脈採血等の実施について役割分担を継続する

薬剤業務

  • タスクシフト/シェアの範囲を拡大する
  • 病棟薬剤師業務の充実
  • 薬剤師による服薬指導の実施・持参薬の代行入力

その他

  • 医師(常勤・非常勤)の雇用促進
  • 時間短縮・残業免除・フレックスタイムの拡大を推進する
  • タスクシフト/シェア研修の参加を促進し、業務分担範囲を拡大する
  • 検査技師による採血検査の実施
  • 医師の交代勤務制・複数主治医制の推進

看護職員

業務負担の軽減

看護師・看護補助者の適正配置

  • 各部署の状況に応じて看護師・看護補助者の夜間配置の見直しをする
  • 看護師・看護補助者の業務について整備を行っていく

看護業務量の調整

  • セル看護提供方式の実践を通して必要な見直しを行っていく
  • 業務補完、助勤体制を整備し業務量分散をする

看護職員と他職種の業務分担

  • セル看護提供方式に連動した他職種との協働体制の構築

処遇の改善

安心して働ける環境の提供

  • 多様な勤務形態(パート、時短勤務等)で働き続けることができる体制作り

妊娠、育児、介護等がある看護職員への配慮

  • 職員個々の状況を考慮し勤務体制や配置の調整を行い多様なニーズに対応する