当院について

厚生労働大臣が定める掲示事項等

令和7年6月1日時点

当院は、厚生労働大臣の定める基準昭和32年4月30日厚生省令第13号)に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

入院基本料に関する事項

(ア)入院基本料

急性期一般入院料1
当院の病棟(2階ICU・5階東病棟・5階西病棟・6階東病棟・6階西病棟・7階東病棟・7階西病棟)において、1日に72人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
日勤帯:8時30分~17時00分 看護職員1日当たりの受け持ち患者数は、3人以内です。
夜勤帯:17時00分~8時30分 看護職員1日当たりの受け持ち患者数は、12人以内です。

(イ)特定入院料

回復期リハビリテーション病棟入院料3
当院の病棟(4階東病棟)において、1日に8人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯ごとの配置は次のとおりです。
日勤帯:8時30分~17時00分 看護職員1日当たりの受け持ち患者数は、3人以内です。
夜勤帯:17時00分~8時30分 看護職員1日当たりの受け持ち患者数は、19人以内です。

入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者様に関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制 、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。

DPC対象病院 に関する事項

DPC(診断群分類別包括評価制度)を適用し診療費の計算を行っております。

【医療機関別係数】1.3238 【基礎係数(DPC標準病院群)】1.0451
【救急補正係数】0.008
【機能評価係数Ⅰ】0.2299
【機能評価係数Ⅱ】0.0408

北海道厚生局長への届出事項に関する事項

厚生労働大臣の定める基準等について、基準を満たしており北海道厚生局長へ届出をしています。

(ア)基本診療料の施設基準
  • 一般病棟入院基本料
  • 救急医療管理加算
  • 診療録管理体制加算2
  • 医師事務作業補助体制加算1
  • 急性期看護補助体制加算
  • 療養環境加算
  • 重症者等療養環境特別加算
  • 栄養サポートチーム加算
  • 医療安全対策加算2
  • 感染対策向上加算1
  • 患者サポート体制充実加算
  • 報告書管理体制加算
  • 後発医薬品使用体制加算1
  • バイオ後続品使用体制加算
  • 病棟薬剤師業務実施加算1
  • データ提出加算
  • 入退院支援加算
  • 認知症ケア加算
  • せん妄ハイリスク患者ケア加算
  • 排尿自立支援加算
  • 回復期リハビリテーション病棟入院料3
  • 情報通信機器を用いた診療に係る基準
(イ)特掲診療料の施設基準
  • BRCA1/2遺伝子検査
  • HPV核酸検出及びHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)
  • がん患者指導管理料二
  • がん性疼痛緩和指導管理料
  • ストーマ合併症加算
  • ロービジョン検査判断料
  • 悪性腫瘍病理組織標本加算
  • 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
  • 遺伝カウンセリング加算
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則19に掲げる手術(遺伝性乳癌卵巣癌症候群患者に対する子宮付属器腫瘍摘出術)
  • 一般不妊治療管理料
  • 下肢創傷処置管理料
  • 下肢末梢動脈疾患指導管理加算
  • 抗悪性腫瘍剤処方管理加算
  • 周術期薬剤管理加算
  • 人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算
  • 精巣内精子採取術
  • 脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術
  • 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
  • 導入期加算1
  • 病理診断管理加算1
  • 婦人科特定疾患治療管理料
  • 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)及び腹腔鏡下尿管悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)
  • 腹腔鏡下仙骨膣固定術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)
  • 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)
  • 腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)
  • 腹腔鏡下腟式子宮全摘術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合)
  • 麻酔管理料(Ⅰ)
  • 羊膜移植術
  • 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術(プレートのあるもの))
  • 緑内障手術(緑内障手術(流出路再建術(眼内法))及び水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術)
  • 緑内障手術(濾過胞再建術(needle法))
  • CT撮影及びMRI撮影
  • がん患者リハビリテーション料
  • 医療安全機器管理料1
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 外来化学療法加算2
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 人工腎臓
  • 大動脈バルーンパンピング法(IABP法)
  • 透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算
  • 二次性骨折予防継続管理料2
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 腹腔鏡下腎盂形成手術(内視鏡用手術支援機器を用いる場合)
  • 網膜再建術
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則16に掲げる手術
  • 無菌製剤処理料
  • 心大血管リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 生殖補助医療管理料1
  • 院内トリアージ実施料
  • 酸素の購入単価
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術(リードレスペースメーカー)
  • ヘッドアップティルト試験
  • 経皮的下肢動脈形成術
  • 経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)
  • 経皮的中隔心筋焼灼術
  • 時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト
  • 植込型除細動器移植術(経静脈リードを用いるもの又は皮下植込型リードを用いるもの)、植込型除細動器交換術(その他のもの)及び経静脈電極抜去術
  • 心臓カテーテル法による諸検査の血管内視鏡検査加算
  • 心臓ペースメーカー指導管理料の注5に規定する遠隔モニタリング加算
  • 静脈圧迫処置(慢性静脈不全に対するもの)
  • 両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術(経静脈電極の場合)及び両室ペーシング機能付き植込型除細動器交換術(経静脈電極の場合)
  • 両心室ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)及び両心室ペースメーカー交換術(経静脈電極の場合)
  • 外来排尿自立支援加算
  • 夜間休日救急搬送医学管理料の注3に規定する救急搬送看護体制加算
  • 看護職員処遇改善評価料52
  • 入院時食事療養/生活療養(Ⅰ)
(ウ)認定施設
  • 保険医療機関
  • 国民健康保険医療機関
  • 労災保険指定医療機関
  • 生活保護法指定医療機関
  • 結核予防法指定医療機関
  • 医療費扶助指定医療機関
  • 被爆者一般疾病医療機関
  • 特定疾患治療研究事業委託医療機関
  • 先天性血液凝固因子障害等治療研究委託医療機関
  • 特定健診実施医療機関
  • DPC算定医療機関
  • 臨床研修協力施設
  • 指定自立支援医療機関(更生医療)
  • 浅大腿動脈ステントグラフト実施施設
  • 日本循環器学会認定 循環器専門医研修施設
  • 日本外科学会外科専門医制度関連施設
  • 日本心血管インターベンション学会認定研修施設
  • 不整脈専門医研修施設
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施施設
  • 日本形成外科学会教育関連施設
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設
  • 日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会研修関連施設
  • 日本泌尿器科専門医教育施設
  • 日本栄養療法推進協議会NST(栄養サポートチーム)稼働施設
  • 日本臨床栄養代謝学会・NST(栄養サポートチーム)稼働施設
  • 日本臨床栄養代謝学会・栄養サポートチーム(NST)専門療法士取得に関する認定教育施設
  • 日本がん治療認定医療機構認定研修施設
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本消化器学会専門医制度審議委員会認定施設
  • 日本医療機能評価機構の定める認定基準
  • 日本人間ドック学会の定める人間ドック健診施設機能評価認定基準
  • 医療機能連携登録証(北海道大学)
  • 日本理学療法士協会認定理学療法士臨床認定カリキュラム教育機関
  • 日本理学療法士協会前期研修(実地研修)見学受入施設
  • NCD施設
(エ)入院時食事療養費に関する事項

入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、患者様の疾病・病状・年齢等に合わせ管理栄養士により管理された適切な栄養量及び内容の食事を適時 ・適温で提供しています。
また、ご負担いただく1食あたりの金額は以下のとおりとなります。

区 分入院時1食あたりの負担額
一般及び現役並み所得者の方510円
住民税非課税世帯の方240円
住民税非課税世帯の方で
過去1年間の入院日数が90日超え
90円
住民税非課税世帯に属し、かつ所得が一定基準に満たない
70歳以上の高齢受給者
110円

明細書の発行状況に関する事項

医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しています。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

保険外負担に関する事項

  1. 保険外負担
    文書料等の保険外負担につきまして、実費のご負担となります。 詳細は「当院について」→「文書料金一覧」、「自費診療費用」、「診療録開示に係る費用」をご覧ください。
  2. 初診時の特別の料金について(地域医療支援病院及び紹介受診重点医療機関)
    一部の病院に外来患者が集中し、患者の待ち時間や勤務医の外来負担等の課題が生じています。このため、国の制度により、一定規模以上の対象病院では、紹介状を持たずに外来受診する場合 、一部負担金(3割負担等)とは別に、「特別の料金」を徴収することとされています。
    当院の場合、緊急時でやむを得ない場合を除いて、7,700円(税込)を別途ご請求させていただきます。まずはお住まいの地域の医療機関を受診し、必要に応じて紹介を受ける等、医療機関の機能・役割に応じた適切な受診を行うよう お願いいたします。(健康保険法第70条第3項に規定する保険医療機関相互間の機能の分担及び業務の連携のための措置)
  3. 再診時の特別の料金について(地域医療支援病院及び紹介受診重点医療機関)
    上記2. 同様、病院と診療所の機能分担の推進を図る観点から、他の病院又は診療所に対し文書による紹介を行う旨の申出を行ったにもかかわらず、当院を受診される場合については、自己の選択に係るものとして、一部 負担金(3割負担等)とは別に、「特別の料金」を徴収することとされています。
    当院の場合、緊急やむを得ない場合を除いて、3,300円(税込)を別途ご請求させていただきます。
    医療機関の機能・役割に応じた適切な受診を行うよう お願いいたします。
  4. 診療時間外の時間における診療に関する事項
    当院は札幌市における二次救急医療機関として、緊急性の高い重症な患者様を対象に24時間体制で診療を行っています。
    しかしながら、当院が標榜する診療時間外(夜間・休日)に緊急性を認めない(いわゆる軽症)の患者様が来院しており、重症の患者様への対応に支障が生じています。このような状況を改善し、緊急性の高い重症な患者様を最優先とするため、医師の診断の結果、緊急性を認めないと判断した場合、下記の要領にて、診療費とは別に時間外選定療養費の徴収をさせていただきます。

    <徴収金額>11,000 円(税込)
    <診療時間外となる時間帯>・平日 17:00 ~翌日 8:30 ・土・日曜日、国民の祝日・年末年始

    以下に該当する場合は、上記時間帯に受診した場合でも徴収対象外となります。
    • 当院で治療中の疾患において、予め、注射・処置等のため救急外来を受診するように指示されている場合
    • 当院で治療中の疾患において、病状増悪により時間外に受診の必要があった場合
    • 当院へ時間外緊急受診を目的とした、他の医療機関から当院宛ての紹介状をお持ちの場合
    • 救急外来へ受診後、そのまま入院又は他院へ転院 となった場合
    • その他、時間外外来担当医師が、緊急性があると判断した場合

後発医薬品(ジェネリック医薬品)、バイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進について

当院では、厚生労働省の後発医薬品使用促進の方針に従い、後発医薬品(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品(バイオシミラー)の使用に積極的に取り組んでいます。
なお、医薬品の供給が不足した際には治療計画等の見直しや処方の変更、メーカー変更等により対応する体制を整備しております。状況によっては、投与する薬剤が変更となる可能性がありますので、その際には十分にご説明させていただきます。ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。

一般名処方加算に関する掲示事項について

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しております。
後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(※一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。ご理解、ご協力をお願いいたします。

院内トリアージ 実施料に関する掲示事項について

当院では救急外来を受診される患者様にトリアージを行っています。
トリアージとは診療前に専門知識を有した看護師が症状を伺い、患者様の緊急度・重症度を判断し、より早期にケアを要する患者様から優先して診療する方法です。状況により診療 が前後することがありますが、ご理解をお願いいたします。

患者サポート体制充実加算に関する掲示事項

当院では、患者様及びご家族の皆さまからの病気に関する医学的な質問、生活上・入院上の不安、医療安全など、様々な相談に対応する患者相談窓口を設置しております。ご希望の方は1階患者相談窓口までお申し出下さい。

対応時間 : 月~金 8:30~17: 00 (祝祭日、年末年始等の休診日を除く)
相談窓口 : 1階 PFMセンター

情報通信機器を用いた診療

当院では、「オンライン診療の適切な実施に関わる指針」を遵守し、オンライン診療を実施しています。
ただし、初診からオンライン診療を受ける場合、以下の処方については行うことができません。

  • 麻薬及び向精神薬の処方
  • 基礎疾患等の情報が把握できない患者様に対する、特に安全管理が必要な薬品(診療報酬における薬剤管理指導料1の対象になる薬剤)の処方
  • 基礎疾患等の情報が把握できない患者様に対する8日以上の処方

がん性疼痛緩和指導管理料

当院では、がん性疼痛の症状緩和を目的とした神経ブロックをがん患者様に提供できる体制を整備しています。

医療情報取得加算

当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者様の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。
国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬を算定します。

区分マイナ保険証利用
(情報取得同意)
点数
初診する1点
しない3点
再診
(3か月に1回)
する1点
しない2点

下肢末梢動脈疾患指導管理加算

当院は、循環器内科、血管外科、形成外科の専門的な治療体制を有し各診療科との連携をはかり慢性維持透析患者様の下肢末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)の早期の診断・治療による重症化の予防について積極的に取り組んでおります。

医科点数表第2章第10部手術の通則の5及び6に掲げる手術に関する掲示事項

※当院で実施する次の手術については、北海道厚生局に届出を行い、手術の所定点数を算定しています。
(2024年1月~12月)

《区分1》
頭蓋内腫瘤摘出術等0件
黄斑下手術等2件
鼓室形成手術等0件
肺悪性腫瘍手術等0件
経皮的カテーテル心筋焼灼術336件
《区分2》
靭帯断裂形成手術等0件
水頭症手術等0件
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等0件
尿道形成手術等0件
角膜移植術0件
肝切除術等0件
子宮附属器悪性腫瘍手術等3件
《区分3》
上顎骨形成術等1件
上顎骨悪性腫瘍手術等0件
バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉)0件
母指化手術等0件
内反足手術等0件
食道切除再建術等0件
同種死体腎移植術等0件
《区分4》
胸腔鏡及び腹腔鏡を用いる手術559件
《その他の区分》
人工関節置換術0件
乳児外科施設基準対象手術0件
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術118件
冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む。)及び体外循環を要する手術37件
経皮的冠動脈形成術122件
 急性心筋梗塞に対するもの23件
 不安定狭心症に対するもの12件
 その他のもの87件
経皮的冠動脈粥腫切除術0件
経皮的冠動脈ステント留置術158件
 急性心筋梗塞に対するもの37件
 不安定狭心症に対するもの16件
 その他のもの105件
社会医療法人 社団 カレス サッポロ
カレス記念病院
札幌市東区北6条東3丁目1-1
JR札幌駅(在来線)から徒歩 約10分